おとなの矯正

大人の女性イメージ

大人からでも矯正治療は可能です

歯並びを気にして、人前でおもいっきり笑えないと悩まれている成人の方も多くおられます。
矯正治療は子供のうちに受けるもので大人は矯正治療ができない、矯正装置をつけていると恥ずかしいと矯正治療をあきらめてしまっている方もいらっしゃいます。
虫歯による治療歯数が多い、永久歯を抜歯している、歯と歯を支える歯肉、歯槽骨の健康状態により矯正治療にも限界がありますが年齢制限はありません。
気になる部分だけの矯正、全体的に改善する本格的な矯正治療を受ける方も増えています。
叢生(ガタガタの歯並び)はブラッシングも困難なため、歯と歯を支える歯肉・歯槽骨の健康状態の悪化(歯槽膿漏)や食べ物を細かくかみ砕く咀嚼(そしゃく)にも影響します。食べ物の咀嚼効率が悪い場合には、胃腸などの消化器官への負担が多くなったりします。
したがって、矯正治療は見た目だけの改善ではなく、健康な生活を今後も続けるために重要なポイントになります。
当院では、お子様の矯正相談に来られた際にご自身の歯並び相談も希望されてお子様と同時に矯正治療をされている方もおられます。
70代で相談に来られた方は、下の前歯が1本舌側に傾斜していて会話時に舌がその歯に当たって口内炎が頻繁にできてしまうことを気にして来院され、部分矯正で治療を行いました。

成人からの治療のメリット・デメリット

メリット

本人の希望で治療を開始するため、治療に対するメリット・デメリットを理解していただけるだけでなく、治療に対する協力も得られやすい。

デメリット

一部の方で、虫歯で治療している歯がある、抜歯した歯がある、歯槽膿漏により歯根を支えている骨が減って歯がゆれている等により、治療が困難になる可能性があります。
歯の移動に伴い、歯並びが改善しても歯肉が下がることで、見た目が気になる可能性があります。