Dr.Sasagawa

■歯科用CTのメリットについて■

 

「歯科でもCTの撮影が必要なのでしょうか?」と質問されることがあります。なぜCTの撮影が必要なのでしょうか。矯正治療の検査で通常撮影するパノラマレントゲン写真は平面的な2次元画像なので、顎の骨の中に異常がある場合、その正確な位置や形態が判断できません。そこで、歯科用CTを用いて立体的な3次元画像による断層写真を確認することが必要となってくるのです。以下に歯科用CTを用いた実際の症例をご紹介します。

 

 

 

 

男性

主訴:上の前歯に隙間がある。

診断:通常のレントゲン(右写真)で撮影をしたところ、骨の中に過剰歯(余分な歯)が埋まっていることが分かりました。しかしながらこのレントゲンでは正面からの形態は楕円形に近い形に見えますが、前後的な形態を判断することができません。そこで、歯科用CTの撮影を行い、過剰埋状歯の先端が舌側、根尖が唇側に向いていることを正確に確認することができました。この診断をもとに口腔外科で抜歯を行い。無事に矯正治療を進めることができました。
下の動画はCTによる3次元撮影の様子です。赤く点滅する部分が埋まっている歯を示しています。

 

治療前の写真

CT撮影の動画

治療後の写真